TinyRPG縦断レビュー 三角迷路
TinyRPG縦断レビュー第3回(2作品目)
RUN STOP DEG
S a n k a k u M a z e
続いての作品は、前回と同じく滝本飛沫氏の手による『三角迷路』です。前作『アルクスC-2』の39年後の物語が紡がれます。これも前作と同じくマイコンBASICマガジンに『アルクスC-2』から5ヶ月を空けて掲載されました。
これまでのTinyRPG縦断レビュー
ゲームシステム・探索
RUN DEG
← → : 8
移動画面.進める方向とHPが表示されている.2, 4, 6, 8キーで移動できる.
移動システムは前作の野外型(フィールド・タイプ)から、迷宮型(ダンジョン・タイプ)になっています。これにより、『アルクスC-2』ではゲームの主な舞台が要塞(アルクス)の周辺であったのが、今作では要塞(アルクス)の内部へと移っています。
同時代の PB-100 によるダンジョン表現はいくつかの先行する作品がありましたが、ノーマル PB-100 の544ステップで実現している点は特筆に価します。この時代の最高水準の技術を示した作品といって過言ではないでしょう。
ゲームシステム・戦闘
戦闘システムはルーレット方式という独自なシステムを採用しています。自身の攻撃力はルーレットで決定し、敵よりも多かった場合は勝利。低かった場合は Lose となって HP にマイナス1されます。
RUN DEG
Ω 5 : 6 1
敵に遭遇.Zキーでルーレットを止める.一発勝負だ.
RUN STOP DEG
@ 7 : 8 W o n
きわどい勝利!
RUN STOP DEG
L v ↑ 2
レベルが上がった!