前回の紹介編に続いて、制作の様子をご紹介していきます。
今回は買出編ということで、制作のために買い揃えた材料・消耗品・工具をご紹介します。
100円ショップで購入したもの
材料
水彩用パレット
メインの材料となる水彩用パレットは100均のものから一部を切り出して使用しました。
現在ダイソーでは水彩パレットは画像の2種類のものが陳列されています。
そして今回の制作に使用したものは左側の大きい方です。こちらの方が薄かったのが選んだ理由です。
買ったばかりの新品を切り刻むなどといった思い切ったことができるのは、100均のおかげです。
筆セット
このうち10号サイズのものの柄を切って、パスケースサイズ(長辺11cm程度)に納まるようにしました。柄は加工の容易な木製でした。
アルミ板
0.3mm厚のアルミ板です。革の内側に貼り付けました。
バネホック(メス側)の取り付けの際にアルミ板を挟むようにして抜けにくくしました。
消耗品
エポキシパテ
100均でちょくちょくお世話になるパテです。保存が難しいため、購入したら早めに使い切ります。
接着剤
金属・革・木・布などに広く使える万能タイプを使用しています。
何種類か購入したなかには、2液を混ぜて使う充填効果もあるというものもありました。
木工用ニス 茶色
1日程度が経過してもニスのべたつきが残りました。そのためアクリルスプレーのクリアを吹き付けます。
アクリルスプレー 白とクリア
白はパテを盛った水彩パレットと絵具ホルダーに吹き付けました。
クリアは仕上げとして全体に使用しました。
サビ落とし、研磨剤40%配合
研磨用に購入しました。以前は専用のものがあったと思うのですが、現在のダイソーにはサビ落とし用のものしか見つかりませんでした。
茶色の手縫糸
革の色と合わせました。絵筆のホルダーを本体に縫い付けるのに使いました。
革靴用の保護クリーム 無色
革製品の保護クリームが無かったため、革靴用で代用しました。
工具
金やすり
平型のやすりです。切り出した水彩パレットやその木枠の形を整えるのに使いました。グイグイ削れて快適に作業できました。
丸い棒ヤスリ
アルミ板にバネホックを留める孔を開けるために使いました。
千枚通し
革に開けた孔を広げたり、孔に通した糸を繰るのに使いました。
カッター台
0.5mm 程度の薄い革を使いましたので、その切断にはクラフト用のカッターで十分でした。切断の際に下に敷きました。
ホームセンターで購入
材料
ひのきの角材 2本
パレットと絵具ホルダーを囲う木枠に使いました。
それぞれに60円程度のものです。
5mm x 5mm x 90cm のものを木枠の短辺に、5mm x 3mm x 90cm のものを木枠の長辺に使いました。
消耗品
紙やすり #40~#2000
工具
アクリルカッター
水彩用パレット & 絵具ホルダーの切り出しに使用しました。
お目当てのサイズにあっという間に切り出すことが出来てとても重宝します。
オルファのナイフもパレットの加工に使っていますが、出番は少なく無用な買い物でした。
木材用のノコギリ替刃
市販のカッターの替刃として使える、ということで選びました。カッターは以前に100均で買っていたものがありました。
木枠の制作と絵筆の切り詰めに使いました。
クラフトショップで購入
材料
飾りホック くわえタイプ
オス側がくわえタイプのバネホックです。
くわえタイプのためオス側の施工はとても簡単でした。メス側は強度を出したり出っ張りの処理が必要でした。
5組入りで500円程度、この他にサイズに合ったホック打ちが必要です。
工具
ホック打ち
購入したホックのサイズに合った打ち具を併せて購入します。
ハトメ抜き
ホックのメス側用の穴を革と内布に開ける際に遣いました。
4本菱目打
絵筆ホルダーを縫い付ける際に、縫い穴を開けるために使いました。
ハンマーとゴム板
ハンマーはなるべく木製かゴム製を使います。
ゴム板はハトメ抜きや菱目打を使う際に下に敷きます。
リサイクルショップ
材料
革の鞄
龍の刺繍のある買い物バッグ
ナイロン製のバッグを解体して内張にしました。龍の刺繍がされていたのでこれを選びました。
制作編へ続く…
若干過不足があるかと思いますが、以上が今回の制作のために購入した材料等になります。
初めての試みで試行錯誤しつつ買い足していったので何度もお店を往復することになりました。そして結構な額になったと思います。
こうして記録に残しておくと次の制作の際に買い忘れなどの手戻りが減りそうです。(もう既に他のものを作りたい気分になっています)
それでは次回は最終回の制作編です。enjoy!